2016年09月16日
8月のPS国内出荷、2カ月連続のプラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は16日、8月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産出荷実績を発表した。
PSの生産は5万1336トン、前年同月比16%減で2カ月連続の前年割れとなった。
国内出荷は5万561トン、同9%増で2カ月連続のプラス。用途別にみると、主力の包装用をはじめ、フォームスチレン(FS)用、電機・工業用、雑貨・産業用の4用途が、前月に続き揃ってプラスとなった。
輸出は3059トン、同51%増で2カ月連続の増加。この結果、出荷計は5万3620トン、同11%増で2カ月連続のプラスとなった。
一方、SMは生産15万5341トン、同22%減で前年割れが続く。国内出荷は11万4805トン、同11%減で2カ月連続の前年割れ、輸出は4万341トン、同36%減となった。旭化成のプラント1系列(32万トン)停止の影響が広く生産や出荷、輸出に影響した。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1474002587.pdf