2016年09月21日 |
日産化学、ソルベイから有機EL塗布型技術導入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日産化学 |
日産化学工業は21日、ベルギーの・ソルベイ社(Solvay)との間で、塗布型有機EL用ホール注入材とホール輸送材の特許およびノウハウ購入契約を締結したと発表した。 有機ELディスプレイの生産方式は現在、蒸着方式が主流だが、生産コスト面や大型化などで優位性のある塗布方式の量産技術確立に期待が大きい。 ソルベイ社の自己ドープ型ポリチオフェンを基盤とするホール注入材は、塗膜の透明性や低屈折率、インクの保存安定性などに優れた特徴を有しており、日産化学の技術と組み合わせることで、さらなる特性向上を図る。 日産化学は、今回契約で取得した技術を活用し、塗布型有機EL関連材料の開発、事業化を加速させる方針だ。 ニュースリリース http://www.nissanchem.co.jp/news_relese/news/n2016_09_21.pdf |