2016年09月21日 |
武田薬品、インド社とチクングニア熱対策で提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は21日、アフリカ、アジアなどに分布し新たなウイルス性感染症として世界的脅威になっているチクングニア熱の撲滅に向けて、インドのZydus Cadila社(本社:アフマダバード)と提携して取り組む契約を締結したと発表した。 チクングニア熱とは、ネッタイシマカなどのやぶ蚊が媒介するウイルス疾患で、死亡率は高くないものの数カ月にわたって関節に痛みが続き、後遺症が生じる可能性も指摘されている。近年、ヨーロッパにまで生息範囲が拡大しているが、有効な予防や治療法は見つかっていない。 武田薬品とZydus Cadila社は、チクングニア熱ワクチンについて早期開発段階から上市まで共同で取り組む。 |