2016年09月29日 |
宇部興産、堺工場でLIB用セパレータ設備増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産は29日、車載用リチウムイオン電池の需要増大に対応するため、堺工場(大阪府堺市)のセパレータ製造設備増強を決めたと発表した。同工場で現在建設中の新規設備に続くもので、2018年4月完工の予定。宇部ケミカル工場と合わせて、生産能力は2.5億平方メートル/年となる。 宇部興産のセパレータは乾式製法を特徴としており、車載用としてすでに多くの実績を有する。2011年に日立マクセルと合弁で設立した宇部マクセル(本社:京都府大山崎町)は高機能塗布型セパレータを生産し、トヨタ自動車の4代目プリウスに搭載するLIBに採用されるなど、着実に販売数量を伸ばしている。 宇部興産では今中計でセパレータ事業を「積極拡大事業」に位置付けており、生産能力も2020年をめどに段階的に3億平方メートルまで拡大する計画を固めている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1475127102.pdf |