2016年09月30日 |
ポリプラとクレハ、PPS事業提携 大幅延長 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス |
ポリプラスチックスは30日、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂に関するクレハとの業務提携契約を更新し、新たに契約期間を2016年10月1日から2028年9月30日までの12年間に大幅延長する契約を締結したと発表した。 両社がPPS樹脂で事業提携を開始したのは1986(昭和61年)で、すでに30年の実績を持つ。以来、クレハはPPS樹脂の製造と開発を担い、ポリプラスチックスは同樹脂を引き取りコンパウンドの生産、開発など市場展開を図ってきた。2007年の前回契約期間が今年9月末に満了となるため、更新契約を締結した。 両社の提携によるPPS樹脂事業の経過は順調で、需要拡大も進んでいる。 PPS樹脂は、エンプラの中でも耐熱性、耐衝撃性、寸法安定性に優れ、自動車、電気・電子部品分野を中心に需要が拡がっている。自動車分野では今後、PHEVやHEVの生産拡大に伴い、さらに市場ニーズが強まると見られている。 こうした中で両社は緊密な事業提携関係を継続し、両社の技術知見をベースに同樹脂の成長と安定供給を長期的に構築していくことで一致した。 クレハも同日、ポリプラスチックスとの事業提携継続について同一内容の発表を行った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1475223304.docx |