2016年09月30日 |
8月石油統計、燃料油販売 11カ月連続の前年比減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が30日発表した8月の石油統計速報は、原油輸入量が1,580万Klで前年同月比91.7%と2カ月連続して前年を下回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 482万kl(前年同月比81.4%) (2)アラブ首長国連邦 403万kl(同94.0%) (3)カタール 154万kl(同87.2%) (4)ロシア 122万kl(同102.2%) (5)イラン 116万kl(同131.4%)だった。 同月の中東依存度は84.7%で前年同月に比べて2.6ポイント増と10カ月連続して前年を上回った。 燃料油の生産は1,543万kl、前年同月比97.4%と4カ月ぶりに前年を下回った。 国内販売は1,428万klで前年同月比97.0%と11カ月連続の前年比減となった。油種別に見ると、灯油、軽油およびA重油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油およびB・C重油は下回った。 <8月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,453,360 ・生産 1,489,445(95.6) ・輸入 2,437,971(105.6) ・販売 3,659,130(96.2) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,662,046(89.0) |