2016年10月03日
NEDO、「次世代火力発電」技術調査で公募開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、石炭火力発電とCO2有効利用技術を組み合わせた「次世代火力発電等技術開発/CO2有効利用可能性」の調査委託先公募を開始した。公募締め切りは10月31日。

火力発電は、将来的にも国内の発電供給量26%(経産省見通し)を担う重要な電源となるが、CO2排出量が比較的多いため、将来的にCCU(CO2分離回収有効利用)が検討されている。現時点ではCO2の大規模処理は困難だが、有価物の製造などにより利益を創出する可能性がある。
そこで(1)CO2排出状況の把握(2)CCU技術体系との比較(3)CCU技術の課題やコスト、など2030年度以降を見据えCCU技術の確立を目指した調査を行うことにした。


公募説明会を、10月14日10時から川崎市幸区のNEDO会議室で開催する。
問い合わせ先は、NEDO広報室(TEL:044-520-5100)