2016年10月03日 |
旭硝子、インドとドバイに事業拠点、高成長取り込む |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子は3日、10月1日付でインド事務所を同国バリヤーナー州に設置、また下旬には中東・アフリカ事務所をドバイに開設すると発表した。両事業所は高成長が見込まれる南アジアと中東・アフリカの情報収集およびマーケッティング拠点として活動展開する。 同社はこれまでタイ、インドネシアなどの東南アジア地域で建築用ガラス、自動車用ガラス、苛性ソーダ、塩ビなどの基礎化学品事業を展開してきた。インドでは建築用ガラスと自動車用ガラス事業を展開。サウジアラビアでは建築用高機能ガラス、モロッコでは自動車用ガラス事業への進出を決めている。 今回開設する両事業所は、東南アジアから南アジア、中東までを「面」でつなぎ、ガラス事業だけでなく化学品、電子、セラミックスなど新たな事業機会を創出していくのが目的。 旭硝子は2016~20年までの5年間の投資およびR&D予算枠として1兆円のほか、M&A戦略投資枠3,000億円を設定しており、これらを有効活用していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1475475341.pdf |