2016年10月04日 |
凸版印刷、発泡材を使用した薄肉フィルム開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:凸版印刷 |
凸版印刷は4日、発泡材を使用した緩衝機能付きフィルムと自動包装機を開発したため、今月上旬から販売開始すると発表した。 緩衝材付きフィルムは商品名「グッドクッションフィルム」で、メール便などの封筒を自動包装機で製造できる。 梱包作業が自動化できるため、既成封筒に手作業で封入・封かんしていた従来方式と比較して、生産性を約3倍向上できる。フィルムは従来のクラフト封筒と気泡緩衝材が一体化した緩衝機能付き封筒と比較して厚みが約半分となる薄肉化を実現した。従来と同じ送料でより多くの商品の発送が可能となる。フィルムの表面は内容物が透けず、耐水性は従来品の5培以上と、機能性やデザイン性に優れた製品に仕上げた。 通販業界向けを中心に市場展開する。2018年度約10億円の売上をめざす。 10月4~7日、東京ビッグサイトで開催の「2016 東京国際包装展」トッパンブースに展示する。 |