2016年10月05日 |
第一三共、新規マラリア治療薬創製でMMVと共同研究 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:第一三共 |
第一三共は5日、マラリア治療薬開発の非営利団体であるMedicines for Malaria Venture(本部・スイス・ジュネーブ、MMV)との間で、革新的なマラリア治療薬開発に向けた新たな研究プログラム「リード化合物最適化プロジェクト」に関する共同研究契約を締結したと発表した。 同社とMMVは2013年6月に同社が保有する約5万の化合物の抗マラリア活性を調べる「ハイスループットスクリーニング(HTS)プロジェクト」を開始し、抗マラリア活性を持つ3つの化合物シリーズを得た実績がある。 こうした実績を生かし、2016年10月から新規マラリア治療薬となる「リード化合物最適化プロジェクト」に進展させることにした。 |