2016年10月17日 |
宇部マテ、PP添加剤生産、タイに現地法人 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産、宇部マテリアルズ |
宇部興産葉17日、連結子会社の宇部マテリアルズ(本社:山口県宇部市、平井雅典社長)がタイ・バンコク市に塩基性硫酸マグネシウム「モスハイジ」の製造・販売会社「UBE Materials(Thailand)社」を設立したと発表した。 「モスハイジ」は宇部マテリアルズの水酸化マグネシウム製造技術をベースに水熱合成によって製造しているウィスカ(針状結晶)。自動車用ポリプロピレン(PP)添加剤として使用されている。現在宇部工場で生産しているが、このところ需要は自動車の軽量化ニーズを背景に拡大している。このため2012年に続いて2015年にも増強工事を行い、現有能力は年3,000トン。 タイは自動車産業の発展に伴い、樹脂添加剤需要も引き続き増大が見込まれている。このため現地への工場進出を決めた。塩基性硫酸マグネシウム「モスハイジ」の製造・販売を行う。資本金1億バーツで全額宇部マテリアルズが出資。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1476670536.pdf |