2016年10月18日
9月のPS国内出荷は3カ月連続プラスと好調
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は18日、9月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産出荷実績を発表した。
PSの生産は6万491トン、前年同月比5%減で3カ月連続の前年割れとなった。国内出荷は5万5798トン、同6%増で3カ月連続のプラスとなった。主力の包装用をはじめ、雑貨・産業用、フォームスチレン(FS)用でプラスとなった。1-9月合計で前年同期比3%増とプラス基調をみせている。9月の輸出は2634トン、同3%減で3カ月ぶりの前年割れとなった。出荷合計は5万8432トン、同6%増で3カ月連続のプラスとなった。

一方、SMの生産は11万7726トン、同40%減となった。プラント定修が昨年の1社1工場から2社2工場に増加したうえ、旭化成の1系列(年産32万トン規模)を停止したのが響いた。出荷は12万1699トン、同4%減、輸出が1万1240トン、同84%減となり、出荷総計は13万2939トン、同32%減となった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1476775242.pdf