2016年10月20日 |
三菱ガス化、インドネシアのアンモニア計画に参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は20日、インドネシアで三菱商事が投資目的会社(ジェネシス)を通じて出資する現地資本と合弁のアンモニア製造新会社パンチャ・アマラ・ウタマ(PT Panca Amara Utama、PAU)のプロジェクトに参画すると発表した。出資金額などは非開示。 PAUプロジェクトは、現地の豊富な天然ガスを原料に年産70万トン規模のアンモニア製造設備を総事業費8・3億米国ドルをかけて建設するもので、2017年末完成の予定。 三菱ガス化学は昨年7月、新潟工場のアンモニア生産設備(年産13万2,000トン)を停止しており、メチルアミンやメタキシレンジアミンなどの誘導品は、アンモニアを外部調達して事業継続中だ。 PAUプロジェクトへの参画により、アンモニアの安定確保に見通しをつけたことになる。 <PAUプロジェクトの概要> 会社名 : PT Panca Amara Utama 工場所在地 : インドネシア スラウェシ島バンガイ県 生産品目 : アンモニア 生産量 : 約70万T/Y 総事業費 : 8.3億USドル 運転開始予定 : 2017年末 関連記事(2014年6月10日付) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/40169 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1476944851.pdf |