2016年10月20日
積水化学、福井県と農業実証試験で連携契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学の環境・ライフラインカンパニー(久保肇プレジデント)は20日、福井県との間で、「低コストで収益性の高い農業経営の実現と、環境にやさしい農業の推進」を目的とした農業研究に関する連携協定を締結したと発表した。

今後、両者のノウハウを活用し「高度水利用型水田農業実証試験」(福井県あわら市)と「地中熱活用暖房
システムによる園芸作物の周年栽培技術実証試験」(福井県美浜町)の2つの実証試験に取り組む。
事業期間はそれぞれ2018年3月までと19年3月までの予定。

超高齢化社会や人口減少化が進むなか、TPP交渉の大筋合意を受けて農業の生産性向上が大きな課題となり、省力化や未利用熱の活用などの新技術に関心が集まっている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1476944956.pdf