2016年10月25日 |
東北大、腎臓病が進行する仕組みを解明 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学の祢津昌広助教(地域医療支援)らのグループは25日、腎臓が障害をうけると発生する「酸化ストレス」が腎臓病を悪化させ、慢性腎臓病の発症・進行につながる仕組みを解明したと発表した。マウスを使った実験から、障害をうけた後に酸化ストレスへの抵抗性を高める薬をのむことにより、腎臓病の進行を抑えることができることが示された。この研究結果により、わが国の成人の8人に1人が発症する慢性腎臓病の発症・進行を抑えるための新たな治療法の開発につながることが期待される。 同研究結果は10月24日(米国東部時間)に国際腎臓学会誌のオンライン版で公開される |