2016年10月26日
NEDO・シンポ「スマートセルインダストリー」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発」プロジェクトのキックオフシンポジウムを11月14日、東京都港区海岸のベイサイドホテル アジュール竹芝で開催する。
プロジェクト自体は、海外技術に依存しない国産のゲノム編集技術や最新のIT/AI技術を駆使し、植物や微生物から試薬、香料、化粧品、プラスチック等の工業材料を生産する革新的バイオテク開発を目的に本年度からスタートしている。シンポジウムでは、プロジェクトの概要、計画等を紹介するとともに、経産省が提唱する“スマートセルインダストリー”の実現に向け、我が国がとるべき戦略を改めて考える。

<基調講演>
(1)「バイオテクノロジーが生み出す新たな潮流」 西村秀隆 経産省 商務情報政策局 生物化学産業課長
(2)「生物機能を活用したものづくりにおける味の素の取組とプロジェクトへの期待」 臼田佳弘 味の素イノベーション研究所先端微生物機能研究 グループ長
(3)「スーパーコンピュータと人工知能で拓く新生命科学」宮野悟 東大 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター 教授
(4)「ゲノム編集技術の基本原理と様々な分野での可能性」山本 卓 広島大学大学院 理学研究科数理分子生命理学専攻 教授 (日本ゲノム編集学会 会長)

■プロジェクト紹介
◇「“植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発”プロジェクト概要」 久原哲・NEDOプロジェクトリーダー (九州大学 名誉教授)
◇「国産ゲノム編集プラットフォームの構築に向けて」中村 崇裕 九州大学農学研究院 生命機能科学部門 准教授 (エディットフォース株式会社 代表取締役)
◇「新・旧植物バイオによる化合物高生産への展開」
松村 健 国立研究開発法人産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 植物分子工学研究グループ長
◇「バイオ分野における建設会社のチャレンジ 骨粗鬆症予防薬の原料を植物でつくる」 柳橋 邦生 株式会社竹中工務店 技術研究所 エコエンジニアリング部長
◇「日本独自の超高速微生物育種プラットフォーム“スマートセル・ファウンドリ”の開発」蓮沼誠久 神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 教授

申し込みはホームページ
申し込み締め切り 2016年11月10日