2016年10月26日 |
宇部エクシモ、高周波基板向け液晶積層板を量産化 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:宇部エクシモ |
宇部興産100%子会社の宇部エクシモ(本社:東京都中央区、渡辺史信社長)は26日、高周波基板向け液晶ポリマー銅張積層板「エクシラムーL」(商品名)の量産化に成功したと発表した。 独自のラミネート技術により低誘電率、低誘電正接を特徴とする液晶ポリマーフィルムと、低粗度銅箔をラミネートすることで通信速度の高速化に適合する液晶ポリマー銅張積層板を実現した。 最近は自動車の衝突防止センサーシステムに欠かせないミリ波レーダーアンテナ部品や、スマートフォンなどの携帯端末機器等に採用が進んでおり、今後はさらなる高速化が求められる第5世代携帯電話や自動車運転システムでの利用拡大が期待されている。 同社は「エクシラムーL」をラインアップに加えることで、今年度売上高は銅張積層板全体で25%増を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.ube-exsymo.co.jp/exsylaml20161026.pdf |