2016年10月27日 |
ウェルシィ「地下水膜ろ過システム」プラチナ大賞 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス |
三菱ケミカルホールディングスは27日、グループ会社のウェルシィ(本社:東京都品川区、宮田栄二社長)が、プラチナ構想ネットワークから「地下水膜ろ過システムによる国内外の持続可能なまちづくりへの貢献」が評価され第4回プラチナ大賞・優秀賞を受賞したと発表した。 ウェルシィの主力事業である、地下水と公共水道の水源二元化を可能とした「地下水膜ろ過システム」が、都市の水の備えを確実にするとして評価された。先の熊本地震の際にも、公共水道が停止するなか、同システムを導入した病院などの施設は平常通り稼動を続けた。導入先の4病院では災害時用蛇口を開放し、近隣住民に水を無償提供した。また2013年には国連開発計画(UNEP)との共同事業として、ケニアの農村部に川の水を原水とした緩速ろ過装置を設置し、水の浄化と市場価値の高い伝統野菜を復活させた。 プラチナ大賞とは、2010年に発足した「プラチナ構想ネットワーク」(小宮山宏会長)が、イノベーションによる新産業創出や都市インフラ、地方経済再生などの課題解決に寄与する企業や自治体を、目指すべき社会である「プラチナ社会」のモデルとして表彰する制度。学識者会員や外部有識者で構成する審査委員会で選考する。総務省や経産省、全国知事会などが後援。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1477535677.pdf |