2016年10月28日 | |
積化成、道路の段差解消に「EPSスロープ」 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
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積水化成品工業は28日、首都高速道路(本社:東京都千代田区、宮田年耕社長)と共同で、道路の段差を解消する発泡ポリスチレン製の「EPSスロープ」を開発したと発表した。これまでは、路面の段差修正に重い土のうや鉄板を使っていたが、EPSの場合は軽量で運びやすい。スロープは現場加工して作製するため、高さや幅が自由に調整できる。べニア板などの表面保護材と圧縮強度のある発泡ポリスチレンを一体化すれば、大型車の連続走行も可能な強度が得られる。 本格事業化はこれからだが、積水化成品では「少人数で運搬・設置できるなどから、災害時の応急復旧用スロープとして最適」としており、今後は国や地方公共団体、道路関係各社に向け積極的に販売展開していく方針だ。 首都高速道路は11月1~2日東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2016」に「EPSスロープ」を展示する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1477632537.pdf |