2016年10月31日 |
経産省、9月の鉱工業生産横ばい、化学1.2%増 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した、9月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比0.0%と横ばいの97.8と変わらず、出荷は1.1%上昇の95.7、在庫は0.4%低下の111.0だった。 製造工業生産予測調査によると、10月は前月比1.1%の上昇、11月は同2.1%の上昇を予想している。 基調判断は、前月からの「生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。 業種別に見ると、生産が上昇した業種は15業種中7業種で、汎用・業務用機械工業(前月比3.7%)がトップ。輸送機械工業(2.6%)、化学工業(1.2%)が続いた。低下した業種は8業種で、情報通信機械工業の▲11.8%がトップ。プラスチック製品工業(▲1.9%)は金属製品工業につづいて4番目だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比1.2%上昇の98.6、出荷は2.2%上昇の94.5、在庫0.1%低下の105.9、在庫率は0.3%低下の113.5だった。生産は2カ月連続のプラス、出荷は2カ月ぶりのプラスとなった。 プラスチック製品工業は、生産が前月比1.9%低下の97.7、出荷同1.1%低下の96.7と、ともに4カ月ぶりのマイナス。在庫1.1%低下の109.3、在庫率は0.6%上昇の110.9だった。生産、出荷とも4カ月ぶりのマイナス。 |