2016年10月31日
旭硝子、HDD用ガラス基板事業から全面撤退
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子は31日、中国広東省広州でHDD(ハードディスク)用ガラス基板を製造販売する「旭硝子ハリ基板(広東)有限公司」が今年9月末で同ガラス基板の生産を終了したと発表した。

工場では主に2.5インチHDD用ガラス基板を生産していたが、ノートPCの販売低迷やSSD(フラッシュメモリを用いる記憶装置)の普及で、2.5インチHDD用ガラス基板の需要が2010年の約3億1200万台から16年には2億1000万台に減少し、今後も回復の見通しが立たないことから生産を終了した。同社の今後の運営方針などは未定。

旭硝子はHDD用ガラス基板事業から全面撤退する。


ニュースリリース参照

AGC旭硝子、HDD用ガラス基板事業からの全面撤退を決定
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1477899481.pdf