2016年11月01日
新日鉄住金化学・中間期、コールケミ環境厳しく
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:新日鉄住金化学

新日鉄住金化学は1日、16年度中間連結決算を発表した。
アジア地域での旺盛な需要を背景にスチレンモノマーの販売は好調を維持し収益を確保、回路基板材料・ディスプレイ材料等の電子機器向け販売も堅調に推移した。機能材料事業も安定的に収益を確保した。一方、コールケミカル事業はニードルコークスの需要低迷により、極めて厳しい事業環境が継続した。
こうした結果、上半期の売上高は813億円(前年同期比200億円減)、経常利益は10億円(同22億円減)で減収・減益となった。通期経常利益は30億円(同20億円増)を見込む。


【新日鉄住金化学・16年度中間決算】単位:億円 ( )前年同期実績
◇売上高     813(1,013)
◇営業利益     12(26)
◇経常利益    10(32)
◇当期純利益   10(35)
◇ROS(経常利益/売上高) 1.2%(3.2%)


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1477967603.pdf