2016年11月01日
昭電、中国珠海に熱硬化性樹脂工場完成、試運転入り
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工
中国珠海工場

昭和電工は1日、中国広東省珠海市に建設中だった熱硬化性成形材料(Bulk Molding Compound、BMC)新工場が完成し、今月から試運転を開始すると発表した。サンプル評価を得た後、2017年初から量産化に入る。

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BMCとは、不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維などを混練した熱硬化性成形樹脂のことで、耐熱性や耐衝撃性に優れ、自動車や電子・電気製品分野で広く使用されている。とくに最近は、急速に普及が進む電気自動車やハイブリッド車向けのモーター封止材として需要の拡大が見込まれている。

昭和電工は、2015年7月台湾の合成樹脂メーカー長興材料工業と合弁で、昭電としては中国で2番目となる生産拠点、昭和電工新材料(珠海)有限公司(昭電70%)を設立。新工場建設を進めていた。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1477981632.pdf