2016年11月02日
児玉化学、インドネシア子会社の株式一部譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:児玉化学

児玉化学工業(本社:東京都中央区、豊島哲郎社長)は2日、インドネシア子会社のEchoA dvanced Technology
Indonesia(EATI)の保有株式の一部を、自動車部品メーカーである小島プレス工業(本社:愛知県豊田市、小島洋一郎社長)に譲渡すると発表した。

EATIは2012年設立の自動車部品製造会社で、資本金は121,000百万インドネシアルピア(1ルピア=約0.008円)。児玉化学は現在、このうち60%(7,260株)を保有しているが、今回うち2,500株を1株あたり1インドネシアルピアで小島プレス工業に譲渡することにした。児玉化学の持株比率は60.0%から39.3%となり、EATIは連結子会社から持分法適用会社に変更する。

EATIは同国の景気低迷の影響を受け、設立以来厳しい経営状態にあったが、昨年末には日系自動車メーカーから世界戦略車の本格受注を受け、生産が急増している。今後の売上構成状況などを考慮し、持株シェアを変更することにした。株式譲渡日は2016年11月25日の予定。