2000年08月30日
帝人商事と日商アパレル両社が合併
来年4月発足、繊維事業基盤強化へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

 帝人、日商岩井の両社は30日、それぞれの繊維子会社である帝人商事と日商岩井アパレルを、2001年4月1日をめどに対等合併することで合意した、と発表した。存続会社は帝人商事となる。
 これにより帝人は二次製品の海外基地および輸入を強化することができる。また財務体質の改善を急ぐ日商岩井は全社連結経営の中で強固な収益基盤を確立することができるとしている。
 合併後の新会社の概要は次の通り。
(1)名称:未定
(2)合併日:2001年4月1日
(3)所在地:大阪市中央区南本町1-8-14
   現 帝人商事(株)大阪本社
   Tel:06-6266-8011
   Fax:06-6244-1217
(4)資本金:17億9,100万円
(5)出資比率:帝人   68.2%
        日商岩井 28.0%
        三和銀行   2.4%
        帝人商事 1.4%
(6)代表者:取締役社長  堤 喜義(帝人商事 社長)
       取締役副社長 年清彰雄(日商岩井アパレル 社長)
(7)事業内容:各種繊維原料、衣料製品、寝装、織物、糸、工業資材、産業資材、車輌資材、インテリア関連製品、樹脂、フィルム化学品、工業製品、磁気メディア、集積回路、包装資材、建設資材、人口皮革、OA機器、食品、ブランド商品の輸入・展開、海外SPA事業の日本導入 等。
(8)売上目標:約3,200億円(初年度)