2016年11月02日 |
昭和電工、生分解性プラ事業から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は2日、生分解性樹脂「ビオノーレ」の製造を今年12月末、販売を2017年末限りで終了すると発表した。 同社は1990年代、昭和高分子(当時子会社)を通じて日本初となる生分解性樹脂を開発し、商品名「ビオノーレ」として販売開始した。 独自技術で開発した脂肪族ポリエステル系の樹脂で、微生物によって最終的に水と二酸化炭素に生分解される。自然界に循環する「グリーンプラ」の第一号として当時注目されたが、市場の伸びがともなわず、厳しい経営環境にあった。同社業績への影響は軽微。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1478068387.pdf |