2016年11月07日
出光と郵船グループ、石炭ボイラ高度化で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産、郵船商事(本社:東京都港区、宝納英紀社長)、日本郵船(本社:東京都千代田区、内藤忠顕社長)の3社は7日、石炭ボイラ制御高度化システム(ULTY)の共同開発・販売で提携すると発表した。

発電所や工場で使用するボイラはさまざまな要因で運転状態が変化する。投入する燃料によっても制御不安定となりやすい。ULTYはボイラ燃焼制御の最適化をはかり、安定したプラント運転で燃費の削減を実現するシステム。これまでは郵船商事が日本国内を中心に販売してきたが、アジア各地で石炭火力発電所の新設計画が相次いでいることから、出光興産も加わり3社で積極的に内外に販売展開していくことにした。

3社は、さらに現行ULTYにIoT技術を取り入れた新型ULTYを共同開発していくことでも一致した。同システムの普及を通じた省エネの推進で、CO2排出削減による地球温暖化防止と持続可能な社会実現に貢献する。


ニュースリリース参照
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2016/161107.pdf