2016年11月08日 |
田辺三菱、阪大微研とワクチン製造合弁会社設立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は7日、阪大微生物病研究会(BIKEN財団)との間で、ワクチン製造の合弁会社「BIKEN」を設立することで基本合意したと発表した。2017年4月末の最終合意をめざし、詳細を詰める。 BIKEN財団は、日本初のワクチン製造メーカーとして80年以上の開発・製造実績を有するが、このところの感染症発生動向やワクチン供給状況から、さらなる供給能力拡大が求められている。田辺三菱は、BIKEN財団が製造するワクチンの販売元として、50年以上にわたり同財団と連携してきた。 新設する合弁会社は、BIKEN財団のワクチン製造技術と、田辺三菱が有する医薬品生産システムや管理手法を融合させ、ワクチン生産の基盤強化とさらなる安定供給を図ろうというもので概要は以下の通り。 ■合弁会社の概要 (1)名称 :株式会社BIKEN (2)本社 :香川県観音寺市 (3)資本金:未定(出資比率はBIKEN財団66・6%、田辺三菱33・4%) (4)社長 :未定(BIKEN財団から派遣) (5)操業開始:2017年9月1日(予定) |