2016年11月11日

NEDO、風力発電設備の雷被害低減へ評価技術開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は11日、落雷被害による風車の停止時間を低減し稼働率を上げるため、雷検出装置などの評価技術開発に着手すると発表した。 この開発事業では、風力発電設備への落雷を検出する雷検出装置の所要性能の検討や接地システムの健全性確認技術の開発など雷リスクマネジメント方策を取りまとめ、落雷時の風車の停止時間低減、風力発電設備の適正な運用による稼働率向上を目指す。 プロジェクト委託先は、一般社団法人日本海事協会、中部大学、電源開発の3者。委託テーマは「風力発電高度実用化研究開発/スマートメンテナンス技術開発/雷検出装置等の性能・評価技術の開発」で、事業期間は2016～17年度の2年間。