2016年11月14日
積水化学「自然に学ぶフォーラム」助成と講演会
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業は14日、同社京都研究所(京都市南区)で「積水化学 自然に学ぶものづくりフォーラム2016」を開催し、今年度採択した研究助成プログラム16テーマに対する助成金(総額2500万円)の授与と講演、ポスターセッション発表を行った。関連分野の研究者や大学院生ら約100人が集まり熱心に聴講したり発表に見入ったりした。

同フォーラムは、同社の創立55周年記念事業の一つとして2002年にスタートした。“自然から得た知見や機能をものづくりに生かそう”という趣旨で、これまでに採択・助成したテーマは201テーマ、207人となった。

フォーラムは、安井至・東大名誉教授が「2050年から考えるこれからの科学技術バックキャスト型イノベーションと新規発想によるものづくり」、また松野文俊・京大教授が「生物の模倣から生物を超えたロボットへ」と題して基調講演した後ポスターセッション・研究交流を行った。参加者たちは一日自然科学の魅力に浸った。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1479102344.pdf