2016年11月14日
三井化学、名古屋工場に電解液新設備が完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学
名古屋工場の電解液新設備

三井化学は14日、LiB(リチウムイオン電池)向け電解液の需要拡大に対応するため名古屋工場(名古屋市南区)に建設中だった電解液年産5000トン製造設備がこのほど完成し試運転を開始したと発表した。2017年4月から営業運転に入る予定だ。

LiB市場はハイブリッド車や電気自動車の普及により急拡大が見込まれている。これに伴い電解液の需要も車載用を中心に大幅増大が期待されている。三井化学はこれまで中国で台湾プラスチックス社との合弁会社(台塑三井精密化学)を通じて浙江省寧波市の工場で電解液を製造してきた。国内でも生産委託により事業展開してきた。
名古屋工場の新設備完成を機に今後は国内事業拡大に積極的に取り組む。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1479102270.pdf