2016年11月15日 | |
大久保・積水化学相談役にデミング賞本賞 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
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積水化学工業の大久保尚武相談役が日本科学技術連盟から総合品質管理(TQM)に功績のあった団体・個人に贈られる、2016年度デミング賞本賞を受賞した。9日、経団連で授賞式が行われた。 デミング賞は、戦後の日本に統計的品質管理を普及させ、日本製品の品質を世界最高水準に高める上で貢献のあった故デミング博士の業績を記念して1951年に創設された。 日本科学技術連盟によると、大久保相談役は「積水化学のトップとして顧客満足(CS)と人材育成を経営の基軸とし、“CS品質経営”の発展にリーダーシップを発揮した。この考え方を企業の社会的使命として 全社的に展開・実践した。また日本全体の品質活動の統合を目指したアンブレラ組織の創設を起案した」などが評価された。 化学業界でデミング賞本賞の授賞は今回の大久保氏が初めて。過去には豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長、近藤次郎東大名誉教授(日本学術会議会長)らが受賞している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1479187207.pdf |