2016年11月17日 |
理研、スパコン「京」が性能指標で世界第1位 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士通、理化学研究所 |
理化学研究所と富士通は16日、スーパーコンピュータ「京」が、産業利用など実際のアプリケーションで用いられる共役勾配法(大規模な連立方程式を反復計算して解く方法)の処理速度の国際的ランキング「HPCG」で、世界第1位を獲得したと発表した。このランキングは、米国ソルトレイク市で開催中(11月13日~18日)のHPC(高性能計算技術)に関する国際会議SC16で発表された。 HPCGは、これまでとは異なる視点でコンピューターの性能を評価する指標で、新しい国際的なベンチマークとして、2014年からランキングが発表されている。 今回、幅広い分野のアプリケーションで成果を創出する「京」の総合性能の髙さが改めて実証された。 なお、第2位は中国の「天河2号」、第3位は富士通の「Oakforest-PACS」だった。 |