2016年11月21日 |
昭電、中国のコーティング加工 GMMグループ買収 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は21日、中国のフッ素系コーティング剤加工メーカー、GMMグループの全株式を取得することで同社と株式売買契約を締結したと発表した。買収金額などは非開示。 ノンスティック・コーティング剤とは、フッ素樹脂を特殊加工した焦げ付きやさび防止を目的としたコーティング材料のことで、一般には「テフロン」で知られている。フライパンなどの調理器具や家電製品などの家庭向けだけでなく産業機械の分野でも表面処理剤などとして広く使用されている。需要はこのところ堅調で、2016年の世界市場規模は約1200億円と推定されている。 GMMグループは2007年香港に設立。中国、インドに製造拠点を持ち、米国から製造委託を受けるなどして事業を拡大してきた。世界的には大手メーカーの地位にあり、米国内ではすでに約4000万世帯に同社製品が使われるなどの実績を有する。 【GMMグループ概要】 (1)社名 : GMM Development Limited 他3 社 (2)事業内容 : 調理器具や家電製品などの消費者向け製品に塗布される焦げ付き、汚れ防止を目的としたノンスティック・コーティング剤の製造・販売 (3)設立年月 : 2007 年9 月(GMM Development Limited) (4)本社所在地 : 香港(中国) (5)代表者 : Ravin Gandhi(CEO)Raymond Chung(共同経営者、General Manager) (6)製造拠点 : 珠海(中国)、アフマダバード(インド) ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1479700400.pdf |