2016年11月30日
10月石油統計、燃料油の国内販売 13カ月連続減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が31日発表した9月の石油統計速報は、原油輸入量が1,544万Klで前年同月比99.2%と3カ月連続の前年比減となった。
 
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  622万kl(前年同月比119.4%)
(2)アラブ首長国連邦 339万kl(同98.7%)
(3)カタール      108万kl(同103.2%)
(4)クウェート     105万kl(同111.7%)
(5)イラン       99万kl(同132.1%)だった。

同月の中東依存度は87.0%で前年同月に比べて10.0ポイント増と12カ月連続して前年を上回った。

燃料油の生産は1,399万kl、前年同月比96.3%と前年を下回った。
国内販売は1,420万klで前年同月比97.9と13カ月連続の前年比減となった。油種別に見ると、ガソリンおよびジェット燃料は前年同月を上回ったがナフサ、灯油、軽油、A重油およびB・C重油は前年同月を下回った。

<10月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,667,935
・生産   1,636,123(106.2)
・輸入   1,886,368(82.0)
・販売   3,583,596(95.1)
・輸出      ー(ー)
・月末在庫 1,554,037(93.5)