2016年12月01日 |
NEDO、ラオスで省エネ型データセンター実証開始 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほどラオスのビエンチャンにデータセンター設備の設置を完了し、省エネ性に優れたコンテナ型データセンターの実証試験を開始した。 設置したコンテナ型データセンターは、従来型のビル型センターに比べて工期が3分の1程度と短く、電力消費量も40%の削減が可能。 実証期間は、2018年2月までの約1年間、同国の環境に適した運用を実施し、二国間クレジット制度(JCM)を活用して温室効果ガス排出削減効果を検証する。実証事業は、JCMを活用して、温室効果ガス削減量の計測・報告・検証を実施し、同技術の有効性を見える化することで、将来の同技術の普及による温室効果ガス削減活動の促進を目指す。今後、12月からの試運転を経て、実際にWEBサービス、ファイルシェアサービス、メールサービス等の利用によるデータセンターの運用を開始する。また、JCMプロジェクトとしての登録申請、承認手続きを進め、温室効果ガス削減量の計測・報告・検証を実施する。 |