2016年12月01日
アジア・ベンゼン急騰、12月ACP735ドル 85ドル高
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:JXエネルギー

JXエネルギーは1日、12月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が前月比85ドル高の1トン当たり735ドルで決着したと発表した。ベンゼンの700ドル台入りは2015年8月以来1年4カ月ぶり。

アジア域内のベンゼン市況は、10月後半から中国の誘導品需要が強くなり上昇が続いてきた。こうした市場環境を反映して12月契約価格は一挙85ドル高での決着となった。
国内価格換算想定値は、1キログラム当たり88.2円で、前月の73.3円から14.9円/Kg上昇したことになる。


<用語の解説>
■ACP:Asian Contract Priceの略。 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1480575087.pdf