2016年12月08日
出光興産、韓国の有機EL材料工場を大幅増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は8日、有機ELディスプレイの普及拡大に対応するため、韓国の100%子会社、出光電子材料韓国(前田一樹社長)の生産能力増強を決めたと発表した。現有年産能力5トンを8トンに増強する。
新たに有機EL発光素子の評価装置も設置する。完工は2017年度上期の予定。
同社は2007年4月、静岡県御前崎市に有機EL材料製造工場を竣工。2011年10月韓国に出光電子材料韓国を設立し、国内外の有機ELディスプレイメーカーに供給してきた。
同社グループ全体の製造能力は御前崎製造所と合わせて年産7トンから10トンに拡大する。