2016年12月12日 |
菱ガス化、中国メチルアミン誘導品会社の株式売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は12日、中国のメチルアミン誘導品製造販売会社、特胺菱天(南京)精密化工有限公司(本社:中国・南京市、菱天社)の日本側持分全株式50%を、合弁相手先であるタミンコ社(本社:ベルギー、現在は米・イーストマンケミカル100%子会社)に譲渡することで合意したと発表した。 三菱ガス化学は国内唯一のメチルアミンメーカーで今年9月、新潟工場に年産4万トンの新鋭装置を完成し、設備の集約化と更新など国内向けを中心に供給安定体制を整えたばかり。 関連記事(2015年6月11日付) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/42914 一方、中国では同社が進出当初、主力製品と位置づけていたジメチルホルムアミド等の誘導品事業に新規参入が相次ぎ、中国で同事業を継続する意義が薄れたと判断した。譲渡期日は2017年2月の予定。 三菱ガス化学の今3月期連結業績に与える影響は軽微。 |