2016年12月12日 | |
積水化学、大容量フィルム型LiB、京セラが採用 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
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積水化学工業は12日、同社が開発・製造する大容量フィルム型リチウムイオン電池(LIB)が、京セラが2017年1月2日に発売する住宅用蓄電システムに搭載されると発表した。積水化学はこの住宅用蓄電システムを同じ1月2日に発売するセキスイハイム新商品「スマートパワーステーション“100%Edition”」に採用する。フィルム型LIBとして5年後の売上高100億円を目指す。 関連ファイル(2016年3月6日付ニュースリリース) http://www.sekisui.co.jp/news/2016/1279937_26476.html 積水化学は2014年夏から自社開発した塗工法によるフィルム型LIBの サンプル提供・評価を実施してきた。大判、薄型で大容量の特長を活かそうと定置・住宅分野、車載分野をターゲットに市場投入を目指してきた。 高安全で15年以上の長寿命・高容量(市販蓄電池の約2倍)を同時に実現する。 同社は同製品事業を次世代の成長を担う戦略事業と位置づけ、今後積極展開を図る。 車載向けについては2020年以降の参入をめざし開発に注力する。 生産設備は積水化学子会社で電池メーカーのエナックス(本社:東京都文京区、三枝雅貴社長)と連携し、つくば(茨城県)と常滑(愛知県)に設備を構築していく計画だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1481518001.pdf |