2016年12月12日 |
昭和アルミ缶、ベトナムで「スリーク缶」生産 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工、昭和アルミニウム缶 |
昭和電工は12日、連結子会社の昭和アルミニウム缶(本社:東京都品川区、遠藤政宏社長)が、近くベトナムで飲料用「スリーク缶」の生産を開始すると発表した。 「スリーク缶」とは、通常缶よりもやや細長い円柱形の缶のことで、最近はそのスリムなデザインが好まれ世界各地で採用が進んでいる。ベトナムでもコカ・コーラなどの大手炭酸飲料メーカーが「スリーク缶」に切り替えはじめた。「スリーク缶」のサイズは330ミリリットル入りの場合、通常缶が直径66ミリ×高さ115ミリなのに対して、それぞれ58ミリ×145ミリとスリム。 昭和アルミニウム缶は2014年5月、ベトナムのアルミ缶メーカー、ハナキャン・ジョイント・ストック社を子会社化し、同国で需要が拡大するビール缶市場に向け販売拡大してきた。工場は現在生産ラインが2系列あり、年産能力は計6-7億本。今回、投資額数億円をかけて、うち1ラインを「スリーク缶」も切り替え生産できるように改造した。年間1億缶程度の生産を見込んでいる。 関連ファイル:昭和電工ホームページ (2014年1月8日付) http://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2014/20140108_sdknewsrelease.pdf ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1481518073.pdf |