2016年12月15日 |
武田薬品、富士フィルムに和光純薬株1985億円で売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:武田薬品工業、富士フイルム |
武田薬品工業は15日、連結子会社である和光純薬工業(本社:大阪市中央区、小畠伸三社長)の保有全株式を富士フィルムに総額1,985億円で譲渡すると発表した。 富士フィルムが2017年2月下旬に実施する公開買付に武田薬品が応じる。同日両社間で応募契約を締結した。 譲渡価格は1,985億円。武田薬品は2017年度連結決算に株式売却益として約1,0000億円を計上する見込み。 和光純薬工業1922年、武田薬品の化学薬品部門を母体として設立された総合試薬メーカー。 資本金は23億4000万円で、主要株主は武田薬品69.42%、富士フィルム9.50%、従業員持ち株会1.68%など。 和光純薬の2016年3月期連結業績は、売上高79,391百万円、営業利益7,761百万円、経常利益7,849百万円、最終利益5,662百万円、1株当たり純利益172.15円、1株当たり配当金88.00円と好決算だ。 |