2016年12月19日 |
三菱化学のバイオエンプラ、マツダ「ロードスター」外装に |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は19日、同社のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」が、マツダが12月22日に発売する「ロードスターRF」の外装意匠部品に採用されたと発表した。 「DURABIO」は、再生可能な植物由来原料のイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、耐衝撃性・耐熱性・耐候性などの点で従来エンプラに勝る。発色性に優れ、顔料を配合するだけで「鏡面」のように滑らかで深みのある色合いを表現できる。表面が硬いため擦り傷がつきにくい。塗装工程が不要で、製造時にVOC(揮発性有機物)を低減することができる、などの特色を有する。 三菱化学は、車体の外装意匠部品に無塗装で使用可能な「DURABIO」新グレードをマツダと共同開発した。 2015年に発売された「ロードスター」以降、マツダには5車種で同樹脂が採用されている。 |