2016年12月20日 |
旭硝子、デンマークのバイオ医薬品会社を買収 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子は20日、デンマークの大手バイオ医薬品開発・製造受託会社(CDMO)であるCMCバイオロジクス社の全株式を約600億円で取得する契約を全株主と締結したと発表した。 CMCバイオロジクス社は、動物細胞と微生物を用いたCDMOで、医薬品の開発から製造プロセス、スケールアップ技術まで開発、提供している。従業員数は約530人。デンマーク・コペンハーゲンのほか米国シアトルとバークレーに製造拠点を持ちグローバル展開している。 旭硝子は1985年にバイオ事業を立ち上げ、2000年初からバイオ医薬品製造受託事業を展開してきた。 今年8月にはドイツのCDMOであるBiomeeva社を買収し、欧州に開発拠点を獲得した。 今回のCMCバイオロジクス社買収は、バイオ医薬品製造技術の開発と欧米市場開拓をめざす、同社バイオ事業戦略の一環となる。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1482212101.pdf 関連ファイル :旭硝子ホームページ(2016年9月6日付) http://www.agc.com/news/20160906.pdf |