2016年12月20日
東亞合成・新中計「成長戦略、積極展開へ」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東亞合成

東亞合成は20日、「成長への軌道 2019」とうたった新中計(2017-19年)を発表した。この中で成長戦略の中核として新製品開発、新事業開発、海外展開、M&Aの具体化を柱に据え、情報通信・モビリティ・エネルギーの各成長分野に重点を置いて積極展開するとした。タイでのアクリルポリマー、オリゴマー、機能性接着剤、高純度無機化学など、主要事業部門ごとにアクションプランを示した。

数値目標として、最終年度(2019年)の連結売上高1,550億円(16年見込み1,370億円)、営業利益180億円(150億円)、最終利益125億円(130億円)を掲げ、達成をめざす。

投資計画は3カ年累計600億円で、内訳は成長戦略展開に170億円のほか基幹事業強化150億円、M&A180億円、インフラ整備・保全等に100億円。資金は全額自己資金で賄う。

2016年に終了する現中計については、16年見込みが売上高1,370億円(目標1,700億円)、営業利益150億円(185億円)、最終利益130億円(130億円)で、売上高と営業利益は達成が厳しいとした。(予想修正 別掲)