2016年12月26日
11月の可塑剤生産増える、輸入減少影響も
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した11月の需給実績によると、フタル酸系、アジピン酸系とも生産、出荷は前年同月比プラスとなった。「前年に比べて輸入が減った分出荷が増えた 。国内需要そのものはあまり変わっていないのではないか」と業界では見ている。

【11月の可塑剤需給実績】(単位:トン)カッコ内は前年同月比%

<生産>
■フタル酸系
◇合計    17,473 (100.2)
・DOP     9,547(93.4)
・DBP      102(134.2)
・DIDP      0(ー)
・DINP    6,324(98.6)
・その他   1,500(207.2)
■アジピン酸系
◇生産計   1,556(112.7)

<出荷(国内)>
■フタル酸系
◇合計    19,057 (106.9)
・DOP     10,414(100.1)
・DBP       78(111.4)
・DIDP      248(103.3)
・DINP     7,594(117.6)
・その他     723(109.4)
■アジピン酸系
◇出荷計   1,576 (107.5)