2016年12月26日

大日住友薬「メロペネム」東南ア5国などで販売

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：大日本住友製薬

大日本住友製薬は26日、英国・アストラゼネカ社に導出していたカルバペネム系抗生物質製剤「メロペネム」（一般名：メロペネム水和物）について、東南アジア5カ国（ベトナム、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシア）および香港での事業化に関する権利返還を受けたたため、新たにこれらの国・地域を販売テリトリーに加えると発表した。 「メロペネム」は、大日住友薬が開発し、1995年に発売した注射用の抗生物質製剤。アストラゼネカには日本、中国、韓国、台湾を除く全世界を対象範囲に導出していたが、アストラゼネカが米国ファイザー社に同剤を含む低分子感染症治療薬の権利を譲渡したため、大日住友薬が改めて同権利を取得した。 今回取得した東南アジア5カ国と香港各地には、日本から原薬を持ち込み、現地で製剤化しで販売ルートに乗せることで事業として展開する。同剤は現在、大日住友薬とアストラゼネカ社から世界100カ国以上で販売されている。 ニュースリリース 東南アジア5ヵ国および香港におけるカルバペネム系抗生物質製剤「メロペネム」の・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1482718964.pdf Sumitomo Dainippon Pharma to Conduct Meropenem Business in ・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1482718964.pdf