2016年12月28日 |
経産省、11月の鉱工業指数「生産は持ち直し」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が28日発表した、11月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比1.5%の上昇、出荷は0.9%の上昇だった。 製造工業生産予測調査によると、12月(前月比2.0%)、1月(同2.2%)とも上昇を予測している。 基調判断は「生産は持ち直しの動きがみられる」と、前月までの「緩やかな持ち直し」を上方修正した。基調判断の「持ち直し」表現は、消費税引き上げ前の2014年3月以来2年8カ月ぶり。 生産が上昇した業種は、数値制御ロボット、分析機器等の汎用機械工業、自動車、電気機械、化学工業など15業種中11業種、低下したのはプラスチック製品工業、パルプ・紙工業等の4業種だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.6%上昇の98.0、出荷は2.1%上昇の96.7、在庫2.4%低下の103.8、在庫率は10.1低下の16.3だった。生産は2カ月ぶりのプラス、出荷は3カ月連続のプラスとなった。 プラスチック製品工業は、生産指数が前月比0.3%低下の100.3、出荷0.6%上昇の98.7、在庫は1.9 低下の108.3。在庫率は6.0%低下の108.2だった。生産は2カ月ぶりのマイナス、出荷は2カ月連続のプラス。 |