2016年12月28日
11月石油統計、燃料油販売 14カ月ぶり前年比増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁は28日、11月の石油統計速報を発表した。
原油輸入量は1,498万Klで前年同月比96.3%と5カ月連続の前年比減となった。
 
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  588万kl(前年同月比103.8%)
(2)アラブ首長国連邦 368万kl(同110.7%)
(3)イラン       113万kl(同141.2%)
(4)カタール      112万kl(同105.2%)
(5)ロシア       80万kl(同62.0%)だった。

同月の中東依存度は88.4%で前年同月に比べて6.3ポイント増と13カ月連続して前年を上回った。

燃料油の生産は1,481万kl、前年同月比102.6%と前年を上回った。
国内販売は1,558万klで前年同月比107.5と14カ月ぶりに前年を上回った。油種別に見ると、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、灯油、軽油、A重油およびB・C重油)で前年同月を上回った。

<11月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,554,037
・生産   1,640,600(108.3)
・輸入   2,291,555(99.3)
・販売   4,037,916(106.7)
・輸出      ー(ー)
・月末在庫 1,405,094(88.4)