2000年08月25日 |
昭和電工、エチレンの第1号機を25日朝停止 |
9月29日からは第2号機による60万トン体制 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は25日朝をもって、大分工場内のエチレンプラント2基のうちの第1号機の運転を停止した。同プラントのエチレン生産能力は定修実施年で年産22万1,000トン、スキップ年で同24万1,000トン、平均では同23万1,000トン。 これによって同社の当面のエチレン生産能力は、第2号機による平均同52万4,000トン(定修実施年で50万5,000トン、スキップ年で54万3,000トン)となる。 ただし同社では、第2号機の生産能力を手直しによって平均同60万トンに拡充するための基礎工事をこの春に終えている。25日から9月28日までの間にパイプの繋ぎ込み工事を完了し、29日からは名実ともに60万トン体制で再スタートを切る。この間は同52万4,000トン体制でしのいでいく。 今回の措置によってエチレン生産効率が大幅に向上、それに伴い同社の石油化学部門全体の国際競争力の強化が図れることになると見られている。 |